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前回はスマホでもいい写真は十分撮れますよって話、
そして、いい写真が撮れないのは自分の頭の引き出しの中に
たくさんのイメージするためのネタが無いからですよという話をしました。
まだ読んでいない方は、こちらを先に読んでみて下さい。
 
あなたがスマホでいい写真が撮れない理由①
 
さて、今回はいい写真が撮れない理由の二つ目
 
「写真の撮影と編集のキホンが身に付いていない」
の「撮影」についてお話していこうと思います。
 
とはいってもですね・・・
別に大層なことを覚えないといけないというわけではないのです。
 
撮影時には以下のことを気をつけて撮りましょう。
 

1.被写体をよく観る

2.様々な角度で画面に入れてみる

3.光の方向と影に注意する

4.背景を整える

5.構図を考える

 
 
これらの5つの事を考えて撮影すればいいのです。
 

1.被写体をよく観る

被写体というのは勿論写真の主役のことですよね。
主役をいかに注目してもらえるかが重要です。
そのためには被写体が一番魅力的に見える方向を見せないといけません。
素敵な笑顔の女性の写真を撮ろうと思っても後頭部を撮っては台無しです。
一番被写体のどこを見せたいのかを考えましょう。
 

せっかくならあなたの素敵な顔を正面から撮りたい…

 

2.様々な角度で画面に入れてみる

カメラを撮る角度のことを「アングル」といいますが、
アングルを変えるだけでも見え方がかなり変わります。
 
例えば、足元から被写体を見上げるのと
上から被写体を見下ろすのは見え方は違いますし
写真を見た時の印象はかなり変わります。
 
また、被写体の後ろに映り込む背景もアングルが
変われば変わります。
コレは4番目の「背景を整える」にも絡むことですが、
一番背景がシンプルになるアングル、
被写体が一番魅力的になるアングルを目指しましょう。
 

下から見上げると少し圧迫感がある

 

上から見下ろすと可愛らし印象になる

 

3.光の方向と影に注意する

写真を撮る時は光にも気をつけましょう。
まずは被写体が影にならないよう、
または被写体が明る過ぎにならないよう
光の当たり方を気をつけます。
 
例えば、逆光だったり真上から光が来ていると
被写体は影になってしまい、一番見せたい部分が目立ちません。
逆に直接直射日光のような強い光があたっている時は
明るいところと暗いところの明暗差が大きくなり、
少しきつい印象をうけるような写り方になります。
 

暗い所だと写真の雰囲気が悪い

上からの光だと影になる

横から光を当てると顔の全体がわかり影になりにくい

 
 
 
 
なのでできるだけ直射日光のような所は避けて、
曇だったり、日陰だったりで撮るほうが影は出ない写真になります。
 

4.背景を整える

少し触れましたが背景をどうするかによっても、大きく印象が変わります。
例えばこちらの写真ですが背景がゴチャゴチャしているかどうかの違いです。
背景に注意をそらす者があると、被写体に意識が集中しません。
背景を整理して、シンプルにすることで被写体により意識を持って活かせることが出来ます。

背景に余計なものがあると注意が背景に行く  

背景をシンプルな白い壁にすると被写体に注意が向く

 
 

5.構図を考える

構図と聞くと何か難しいという印象を持たれるかもしれませんね。
実際僕もそうでした(汗)
構図というのは簡単に言うと、
被写体や背景をどのように画面に配置するかということです。
 
ただ色んな方法があるのでよくわからないというのが
多くの方の意見でしょうか。
だって、〇〇法とか△△法とか言われても何かどうやって使えば
いいのかわかりませんよね。
 
なので今回はまずこの方法だけ覚えておきましょう
スマホカメラの機能で画面上に縦線2本横線2本がでる設定があります。
この線を「グリッド線」と呼びます。

この縦横の直線が「グリッド線」

 

直線上や直線の交点に被写体を置く

 
このグリッド線の交点上か、線上に被写体を配置させましょう。
それだけでOKです。
そこまで難しくないと思います。
 
こうやって中心から少しだけ「ズラす」だけで
写真がたちまちそれっぽい雰囲気になります。
 
コレは結構使える構図です。
 
人を撮るときも背景をシンプルにして
少しずらせば何かいい感じの写真に早変わりです。
 
是非お試し下さい。
 
 
以上、5つの注意点を撮影時に意識すれば必ずコレまでの写真
と大きく変わるものになると思います。
 
次回は、撮影した写真をいかに編集するかというとこになります。
 
お楽しみに☆
 
それではまた。